お風呂に入るのが嫌で声をかけるたびに走って逃げる。
大きな声で泣いてしまう。
そんな子供は何が嫌なのでしょうか.。
ただ単に水が嫌なのか、お水が怖いのか、顔が濡れるのが嫌なのか、
お風呂が嫌いな子供は多く大抵理由があります。
そんなお風呂嫌いな子供について現役保育士が解説します。

お風呂が嫌なのには理由があります!

お風呂が嫌いな理由
様々な理由でお風呂を嫌う子供がいます。
お風呂嫌いのたいていの子供は顔に水がかかることを嫌がる場合が多いです。
1歳から3歳位までの子供はシャンプーを嫌がることが多いですね。
子供は、大人のように上手にシャンプーをすることができません。
なので、大人が子供の頭を洗ってあげることが多いと思います。
子供の髪を洗う際に気をつけること
シャンプーをするときに、子供を横に寝かせ、顔に水がかからないようにお湯がけるようにしましょう。
これからゆっくり水をかけるよと今から何をするかを説明してから行うようにすると、子供は安心感を覚えます。
かわいたタオルを顔にかけてあげたり持たせてあげるのも良いです。
シャンプーハットを使って水が入ってこないように最新の注意を払って行うのも安心感を与えるためには良い方法です。
自立心が芽生えてくると、一人洗いに挑戦させてみるのもいいです。
顔に水がかかると嫌な子どもも、個人差はありますが自分で洗髪する日がきます。
人とは比べず時間がかかっても大丈夫。
目に入ってもシミない子供用のシャンプーなどもがありますのでチェックしてみてくださいね。
お風呂には十分な時間をかけて入りましょう
体を隅々までしっかり石鹸で洗おうなどと考えずに汚れやすい場所だけ水で流すだけでも大丈夫。
お湯につかったときに少しこすってあげる位で済ませる日もあっても良いと考えましょう。
大人が神経質になりすぎると、子供は嫌になってしまうかもしれません。
まずはお風呂を楽しい場所にするためにおもちゃを持ち込んでみたり、プール感覚で入れるように楽しい雰囲気をつけることから始めてみてください。
お風呂は必ずしも夜に入らないといけないわけではないので予定がない場合、時間がある昼間に入っても良いです。
身体をきれいに拭いて着替えるだけでも大丈夫。
ストレスにならない方法を選んでくださいね。
お風呂は遊び場
子どもをお風呂に誘導するには、遊び心を取り入れるのが効果的です。
「お風呂で宝探ししよう!」と言って、小さなおもちゃを隠すとワクワクして喜んでいるでくれたらチャンスです。
「バスごっこしよう!」といって一緒に歌いながらお風呂場まで行くのも楽しい方法です。
お気に入りのアヒルやカップなどのお風呂用おもちゃを用意して、「大好きなおもちゃが待ってるよ」と声をかけるのも有効です。
保育園に通う2歳児の男の子のお母さんが、お風呂で泡で的を作って水鉄砲で遊ぶのが楽しいと教えてくれました。
お風呂用のおもちゃはたくさんあります。
お家にあるプリンカップやペットボトル・コップでも子どもは楽しんで遊びます。
色々試してみてくださいね。
まとめ
清潔を保つために毎日お風呂に入れてあげたいですね。
水嫌いを克服するのには時間がかかるかもしれません。
無理に連れて行こうとせず、楽しい雰囲気をつくることで、自分からお風呂に向かう習慣がつきやすくなります。
まずは楽しくお風呂に入れるような言葉掛けやおもちゃを使って雰囲気作りをしましょう。
時は身体を拭いて着替えるだけでもOK。
ストレスのない方法を選んでくださいね。