子供部屋の驚くべきパワー!子ども部屋が必要な理由

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子ども部屋は必要なのか、必要ではないのか、保護者としては悩みますね。
もし与えるなら何歳から子ども部屋を与えたらよいのか・・・。

子どもの自立心を育てるために、子ども部屋は必要です!

子ども部屋が必要な理由を、現役保育士が説明していきます。

子供部屋の必要性とは

子供は1歳~2歳くらいになると、自分以外の友達に興味を持ったり関わりを持つことと同時に、落ち着いて1人で遊ぶ時間も必要となります。

そんな時、薄暗いせまい空間を好んたりすることもあります。

『ダンボールハウス』をご存じですか?
その名の通り段ボールで作った、子供が2、3人入れる位の空間です。
子供はそこに、お人形やお布団を持っていき、落ち着いた空間で1人で遊んでいる姿をよく目にします。

ダンボールハウスは初めての子供部屋なのです。

段ボールではなく、ビニールや布などのテントでも構いません、囲いと屋根があればそこは子どもにとって落ち着ける空間となり、初めての子ども部屋体験が自然に出来ます。

子供部屋のメリットとデメリット

どんなに小さな子供でも、時には1人になりたいと感じることがあるのです。

特に、お母さんやお父さんに、しかられたときには1人になって、泣いたり、怒られたときのことを思い返したりする時間が必要だったりするのです。
そんな時、子供は隠れたり、狭い場所へ移動したりして、1人で落ち着ける空間を求めます。

そうすることで、自分で考える力を育み成長へとつながります。

子供部屋とは、自我や自立心が芽生える大切な空間です。

子供部屋がないことにより、子供のプライバシーが保たれないと、子供も息苦しいと感じたり、1人になりたい時に1人になれないとストレスに感じてしまい、子供の成長に悪影響を及ぼします。

小学校高学年くらいになると、家事やテレビの音などの生活音も耳障りでストレスに感じることがあります。
ささいな生活音も宿題や勉強の集中力をつけるための成長の妨げになりかねません。

子供部屋の年齢とタイミング

子ども部屋は いつ作ればいいのかと、悩まれる保護者の方が多いですが結論から言うと早ければ早いほどいいのです。

子供部屋を作る時期について

幼児期は最初に言った段ボールハウスのような1人の空間が保てる場所を作ることで十分です。

小学校になると、自分で整理整頓をする力を身に付けるためにも子供部屋を与えることをお勧めします。
おもちゃはリビングから子供部屋へ移動し、子供部屋で遊ぶことによって親の掃除の負担も軽減されます。

リビングで遊ぶおもちゃは子供部屋から持ってきて、遊び終わったら子供部屋に持って帰るようにすると、リビングが散らかるのが最小限に抑えられるのではないでしょうか。

子供部屋と家族のコミュニケーション

小学校の頃から宿題は自分の子供部屋でさせる必要はありません。
リビングやダイニングで宿題をして、わからないところは兄弟や親に質問できる環境で勉強することも家族のコミニケーションとして大切な時間です。

ダイニングやリビングで過ごす時間はとても楽しいものである必要があります。
小学生の間は、テレビゲームやタブレットを使用するときはリビングで使用するように言葉掛けをしてあげると良いかもしれません。

子供部屋の自己管理とルール

子ども部屋を与える際に、親子間でルールを作っておくことが必要です。
子どもが自分の部屋をきちんと管理できるように、親の目が届かない場所で一日中ゲームをするようなことが無いように、お互いが話し合い納得のいくルール決めが必要になります。
部屋にいる子どもをすぐに呼び出せるチャイムがとても便利です。

子供部屋の整理整頓

自分の持ち物は自分の部屋に持っていき、整理、整頓や片付けの方法を教えてあげることが大切です。
物の置き場所を決め、元にあった場所へ戻す。
幼い頃からしっかりと整理整頓の大切さを根気強く教えることにより、自分の部屋をきれいに保つことができます。

子供部屋と学習環境

子どものプライバシーを確保してあげる事と、集中できる環境を作ることが目的です。
プライベートな空間を作ることにより、主体性や考える力、判断力を養うことが出来ます。

子ども部屋の学習机やベット

小学校に入学する時に、慌てて学習机を購入する必要性はないと思いますが、タイミングを見て学習するための机は子供部屋に用意する必要があります。
高学年になりにつれ、徐々に宿題も自分の部屋でしようと言う意欲が芽生えてくればいいですね。
中学生になる頃には、学習するための机と本棚は準備してあげましょう。
少しずつ親の目から離れていき自立心が芽生えます。この頃から子供のプライバシーを確保することも必要になります。

子供部屋の環境を整えてあげることで、テスト勉強や受験勉強に向けて集中力を高めることができるようになるります。



ベットで一人で眠る習慣も 人それぞれです。
アメリカ式の寝かしつけでは、乳幼児期から一人で寝ることをしつける家庭が多いです。
睡眠時間が多くとることが出来る事で、日中落ち着いて穏やかに過ごせると言います。
タイミングを見ながらベットや布団を用意して自立を促していけると良いですね。
焦らずとも、中学生くらいになると自分の部屋で一人で眠るようになります。

まとめ

子供部屋を作るのに早すぎると言う事はありません。
子供が1人で眠るのは何歳からかとよく質問されるのですが、それは子供が1人で寝たいと言った時が良いタイミングです。

子供の意見を尊重しながら、自立心をしっかりと受け止めてあげることと、成長に合った子供部屋を作るために、整理整頓の方法を教えたり、子供が1人で集中して勉強できる環境を整えてあげましょう。

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