食事中に膝を立ててしまう子どもは 保育現場でもたくさん見られます。
膝を立てて食事すると 姿勢が悪くなり集中力の低下につながります。
そして習慣化してしまうと正すのに時間がかかります。
食事のマナーとしても良くない為、根気強く声をかけていく必要があります。
正しい姿勢で食事が出来るようになるための近道を 現役保育士が説明します。

子どもに基本的な食事のマナーを教えることが重要です。
なぜ膝を立ててしまうのか
椅子の高さや机の高さは子どもに合っていますか?
子どもは体のバランスを保ちにくいので椅子や机を子どもに合ったサイズにしましょう。
食事時間が長くなると姿勢が悪くなる。
食べる時は、食べることに集中できる環境を作ってみましょう。
足を抱えたり体を丸めることで安心感を得ている場合があります。
膝を立てない姿勢を身に着ける
ご家庭で食事をする際、椅子や机の高さは合っていますか?
まず、椅子に座った時に両足が床についているかが重要になります。
ベビーチェアを使っている場合は子どもに合わせてサイズを調整してください。
子どもは体のバランスをとることが難しく足が床についていると安心して食事が出来ます。

いすやテーブルの高さを子どもに適したサイズにすることで、姿勢を保ちやすくなります。
身に着けたいマナー

正しい姿勢で座ることが出来れば、膝を立てて座る頻度も減ってきます。
足の位置が間違っていたり膝を立てていたら その都度やさしく注意して正しましょう。きれいな姿勢で食べているお友達を褒めると、「自分もきれいな姿勢をしなきゃ」と気づかせることができます。
もう一つ大切な事は「いただきます」「ごちそうさま」の意味を知り ご挨拶を忘れないよう行いましょう。保育園では「おててぱっちん いただきます!」のかけ声と共にご挨拶をします。
子どもは大人の真似をします。
なるべく一緒に食事を摂り、食事のマナーを学んでいきましょう。
膝を立てる習慣が続くとどうなる?
食事中に膝を立てる姿勢を続けると、背中が丸まり猫背の癖がつく恐れがあります。
また、食器との距離が不安定になり、こぼしやすく食事に集中できない原因にもなります。
見た目の印象だけでなく、体の発達や食事マナー習得にも影響を及ぼしてしまいます。
2歳ごろまでは、食べる事の楽しさを中心に学び、正しい姿勢や座り方の習慣づけは言葉での理解が出来るようになる3歳くらいに始めるのが理想的です。
まとめ
正しい姿勢は、一度の注意や矯正で身につくものではありません。
特に幼児期は体も心も発達の途中で、楽な姿勢に戻りやすいものです。
大切なのは、日々の食事や遊びの中で、少しずつ意識させましょう。
足置き台や高さ調整などの環境づくりと、短く優しい声かけを続けることで、子ども自身が 正しい姿勢を身につけることができます。
毎日の小さな積み重ねが、将来の美しい食事姿勢につながります。
親も子どももストレスにならないよう無理をせずゆっくり続けてみましょう。
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