1日元気に保育園で過ごした子供たちは夕方になると、「早く迎えに来て欲しいな」「次は自分の番かな」と外を見ながら待っています。
一人一人保護者が迎えに来て帰っていく姿を見ながら、お友達と遊んでいます。
お迎えがあり、とても嬉しいのに急に「帰らない!」と、だだをこねる子がいます。

お母さんが迎えに来た際、今までお友達が帰るのを羨ましそうに見ていたのに、帰らないと駄々をこねる子供は本当に帰りたくないのか・・・ そんな園児さんの心の葛藤について 現役保育士が説明していきます。
夕方のお迎えの時間の子供の様子
保育園では夕方になるとだんだんお友達が帰っていき、今まで遊んでいたお友達が嬉しそうに帰ります。
どの子供もお迎えに来てくれると、とても喜んでていきますが、3歳を過ぎた頃になると、本当は帰りたいのに帰らないとだだこねる子供がいます。
また、赤ちゃん返りや初めての反抗期・魔の二歳などもイヤイヤ期にも突入しちゃうケースもあります。
どのように子供は考えているのかな?
ほんとに遊びに夢中で楽しくて、帰りたくない場合
楽しくてまだ遊びたい
家に帰るのが嫌な場合
待ちくたびれて興奮してしまった
親がどのくらい待ってくれるかを試している
子どもは周囲の状況をちゃんと見ています。
叱られないように、褒められるように、または大人を試すような行動をとります。
子どもによっては愛情を求めていたり、承認欲求の表れです。
帰ろうとしない子どもへの対応
子供が帰りたくないと言った場合、無理矢理連れて帰るのではなく、なぜ帰りたくないかを聞いてみましょう。
子供は親の愛情を試している場合があります。
わがままを言った自分に対して親がどのような反応するかによって、安心感を得ようとしています。
このようなときの言葉かけが大切になってくるので、帰りたくないと言う子供に対しては、子供の気持ちを受け止めながら「家に帰ったら何をして遊ぼうかな?」「今日は晩御飯は大好きなハンバーグだよ。」などの未来で楽しいことが待っているような言葉かけをしてあげましょう。
まとめ
仕事が終わって、疲れている状態で、子供が帰りたくないと気持ちの切り替えをうまくすることができない場合、イライラが募ってしまうこともありますね。
わがままを言うことにより、保育士の反応や親の愛情を試しているケースが多いです。
帰りたくないと言う子供の言葉を鵜呑みにするのではなく、子供の心情を察して、成長過程で必要なことだと理解してあげれたら子供は安心感を得ることができ、親子関係がスムーズに保つことができますよ。
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