毎日の子育てにはお休みはありません。
子どもも、日々成長していって、自我が芽生えてやりたいことや嫌な事をどんどん主張します。
子どもが言う事を聞いてくれなくて困ったな~と言う場面は、子育てしていると毎日のようにあります。
子育ての日々の悩みを解決しちゃいます!
そんな時 保育士はどのようにするか、それは子どもを「褒める」ことです。
現役保育士が「言うことを聞かない」そんな子供に「だめだめ」と言わずに済む効果的な場面ごとの対処法をお教えします。
これさえ知っていれば、穏やかに子育てできますよ!
悪いことや失敗してやいうことを聞いてくれない
言うことを聞いてくれない子どもは、これから怒られることを察しているからなんです。
悪いことをしてしまったり、失敗してしまった時に、「〇〇ちゃん!だめでしょう!もう・・・」と、すぐ、しかってしまうのはNG。
子どもは、『怒られたくない、聞きたくない、怖い』という負の感情が大きく膨らんで心も耳の閉ざしてしまうのです。
子どもには、だめなことをすぐ指摘してしまいがちですが、ぐっとこらえてください。
そしてまず先に 悪いことをしてしまった・または失敗してしまったことの前の行動を褒めてあげます。
何とか絞り出し褒めた後に、結果いけなかったことを注意すると 聞いてくれることが多いです。
子どもは褒められたい生き物です。
褒めることに関してはちゃんと聞いてくれます。
遊びに夢中で言う事を聞かない
大人は、2つのことを同時にすることが出来ます。
なので 大人に話しかける時はテレビを見てたり作業中でも大丈夫な場合が多いです。
しかし幼児期の子どもたちは、一点集中型で、テレビを見ているとき、遊んでいる途中は 親が話しかけて、お返事があったとしても、聞いていないし理解できていません。
保育園では遊びの注意をそらし、こちらに注目してもらうための手遊びなどを使い耳をこちらに向けてもらいます。
家庭でもできる方法も同じで遊びが一区切りするタイミングで話しかけるか、遊びを一旦やめさせる音楽や声掛けをして「なになに??」とこちらに注目させることが重要になります。
そうすることにより、大きな声を出すことなくお話が子どもにちゃんと伝わります。
出来なくて当たり前
大人にとってにできる作業も子どもにとっては、手先がうまく使えないため難しいことがあります。
子どもの能力を周りの大人が理解してあげたうえで、声をかけてあげてください。
指示の出し方のコツ
指示は1つずつ、出来たらまた一つ・・・と、これからやることをゆっくり伝えてあげてください。
あれをやって、これをやって、それから・・・ のように伝えると、気が遠くなり「イヤイヤ!」となってしまいます。
順を追って、一つの支持がクリアするたびに、よくできたねと褒めて、次にやってほしいことを伝えてみてください。
指示を一つ出す→褒める→次の指示→褒める→次の指示→ 〘 繰り返す 〙
伝え方や、褒め方によって子どものやる気を引き出すことが出来れば成功です。
もちろん出来ない日もあります。
まったく聞く耳を持たない日もあるでしょう。
その時は、親自身が楽しそうに実践すると子どもは見ています。
「だめ」を言わない子育てを実践するための、子どものイヤイヤ期、魔の2歳の記事も参考にしてみてくださいね。
まとめ
しかる前に子どもが何をしていたかを思い出し、その時の行動を代弁しながら、怒ってしまったことについての内容について注意する。
子どもも起こられる前は分かるので、しかる前に一度冷静になってその場の状況を確認する力が親にも求められます。
つい「だめでしょ!」と言ってしまいがちですが、子どもと親との関係をより良いものとするために気を付けていきましょう。
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